県下の動き−県民のたたかい
非核三原則の法制化求める 意見書を可決【10.09.15】
三重・菰野町議会
三重県菰野町議会は13日、「非核三原則の法制化を求める意見書」を全会一致で可決しました。
同議会は今年8月、広島市平和記念式典に議会挙げて参列しました。意見書可決は、この取り組みの上にたったもの。同町では、昨年来の石原正敬町長の平和行政に後ろ向きな姿勢に「非核宣言都市としての町や議会の歴史に泥を塗るもの」だと議会や町民が強く反発。平和行政推進の機運が高まっています。
意見書では、「今こそ日本国は、唯一の被爆国として、全世界に核兵器廃絶を呼びかけ、主導的役割を果たすべき」だとし、「そのためには『非核三原則』の法制化が必要」だと強調しています。
(「しんぶん赤旗」2010年9月15日付け 東海・北陸信越のページより)