県下の動き−県民のたたかい
最賃737円 低額すぎる【13.09.10】
みえ労連 労働局に異議申出書
三重県の最低賃金の改正決定について三重地方最低賃金審議会が提出した意見が公示されたのを受けて、三重県労働組合総連合(みえ労連、臼井照男議長)は6日、最低賃金法の規定に基づいて畑中啓良・三重労働局長に異議申出書を提出しました。
同審議会の意見は、県の最低賃金を時間額で13円上げて737円にするよう求める内容です。
みえ労連は異議申出書で「時間額737円は労働者の実際の生計費が全く考慮されていないもので認めることはできない」と指摘。今年度に県の最賃800円を実現し、1000円以上をめざすとの政労使合意の実現に向けた引き上げの年次計画を示すよう求めています。
南勢地域労働組合総連合(南勢労連、小山三郎事務局長)と南勢ユニオン(奥野忠書記長)も同日、同趣旨の異議申出書を三重労働局に提出しました。
(「しんぶん赤旗」2013年9月10日付けより)