県下の動き−県民のたたかい

力合わせ増税中止に【13.10.08】

三重県母親大会に780人参加

 第58回三重県(兼第54回松阪地区)母親大会が6日、松阪市の嬉野ふるさと会館で開かれ、県内から780人が参加しました。

 全体会は「松阪しょんがいソーラン推進委員会」による歓迎の踊りで開幕。あいさつした竹田房子実行委員長は、東京電力福島第1原発事故の現状に「不安は募るばかり」とのべるとともに、中部電力芦浜原発計画を白紙撤回させた県民の粘り強い運動を振り返って「重大さが今、改めて胸に迫る」と強調しました。

 参加者は「日本のどこにも原発をいりません。原子力に頼らない再生可能エネルギーに変えていくことを私たちは切に望みます」とする大会アピールを全員で確認しました。

 また安倍首相の消費税率引き上げ表明に抗議し、「来年4月からの消費税増税中止で一致するすべての団体、政党、個人と力を合わせる」との特別決議を採択しました。

 教育評論家の三上満氏が記念講演。子どもたちの心を豊かにし、希望を育む教育の大切さや、人間の未来へ歩む一番の旗印が日本国憲法、とりわけ9条であることなどを分かりやすく話しました。

(「しんぶん赤旗」2013年10月8日付けより)

Share (facebook)

▲ このページの先頭にもどる