県下の動き−県民のたたかい
秘密保護法案は廃案に 【13.12.01】
国民統制の法 緊急に学習会
三重県革新懇は11月29日、津市の県教育文化会館で秘密保護法案を学ぶ緊急学習会を開催。同法案の危険性を解き明かす村田雄介弁護士(三重合同法律事務所)の講演を聞き、参院での廃案を求める集会決議を参加者全員で確認しました。
村田氏は同法案の問題点として、政府が隠したい情報は何でも隠せることや、国会が内閣にコントロールされること、特定秘密を得ようと話し合っただけでも犯罪になり、理由も分からず罰せられる可能性があることを指摘。重罰化して特定秘密を保護しないと不都合が生じる立法事実が日本にはないことも強調し、「結局、情報を管理して国民を統制するという思想からつくられた法律」だと批判しました。
参加者からは「治安維持法とまるで同じ」などと不安の声が出され、「頑張って反対の声を上げないと」との決意が語られました。
(「しんぶん赤旗」2013年12月1日付けより)