県下の動き−演説会・集会
未来に責任持つ政治 演説会【14.07.28】
三重県 小池副委員長訴え
日本共産党の小池晃副委員長・参院議員を迎えた党演説会が27日、三重県四日市市と津市で開かれました。小池氏は県議空白の克服と、いっせい・中間地方選挙の躍進へ、党へのいっそうの支援を訴えました。四日市市の会場では山本りか、津市では岡野恵美の両県議候補(予定)が必勝への決意を述べました。
小池氏は、安倍晋三首相も「自共対決の国会だった」と振り返る通常国会の様子を交えながら、集団的自衛権行使容認の閣議決定や消費税増税と大企業減税計画など安倍政権の暴走政治を一つひとつ取り上げ、「戦後最悪の反動政権だ。こんな政治を続けていたら日本の未来はない」と厳しく批判しました。
小池氏は「日本共産党は反対だけでなく提案する。口だけでなく行動する。それで92年やってきた」と党の歴史と立場を紹介し、「亡国の安倍政権を打倒して本当の意味で未来に責任の持てる政治を今こそつくろう。その仕事、日本共産党にやらせてほしい」と訴えました。
財政力が全国15位ながら暮らしや福祉の指標は最下位クラスという三重県政と、それを支えるオール与党県議会の刷新も併せて訴え、特に、原発立地を阻止した全国25の計画地のうち4ヶ所が三重県だったことを強調し、「三重のたたかいが全国を励ましてきた。日本から原発なくせの声を、この三重から上げていこう」と呼びかけました。
四日市市の女性(59)は「安倍政権の打倒へ、共産党の出番だとよく分かった。県議選では何としても共産党の議席を取り戻したい」と話していました。
四日市市の会場では20歳の青年が入党を決意しました。
(「しんぶん赤旗」2014年7月28日付より)