県下の動き−県民のたたかい
三重「九条の会」結集【15.06.23】
「戦争する国」反対400人
「『戦争をする国』STOP!九条の会合同大集会」が21日、三重県津市で開かれ、約400人が「戦争法案は憲法違反だ」「憲法9条を守れ」などと声を響かせ、市中心部をデモ行進しました。県内各地の「九条の会」が、戦争法案成立阻止への一大決起の場として共同開催したもの。
あいさつに立った「九条の会みえネットワーク」代表の西川洋・三重大名誉教授は、安倍政権が国会会期を大幅延長しようとしていることを受けて「彼らが自信を無くしていることの表れ。世論の力が追い詰めている」と指摘しました。
「秘密保全法に反対する愛知の会」共同代表の中谷雄二弁護士が講演し、戦争法案と、法案審議に先立って改定された「日米軍事協力の指針(ガイドライン)」の危険な内容を解明。「どうみても憲法違反。『法の支配』にも反し、民主主義を無視している」と安倍政権を厳しく批判しました。
その上で中谷氏は「このたたかいは勝てる」と強調。「一人ひとりが声を上げれば国民は応えてくれる。支持率が30%ぐらいになれば安倍内閣は倒れる」と参加者を激励しました。
この日は県内21の「九条の会」が結集。各代表が壇上に並んで法案阻止への決意を述べました。
(「しんぶん赤旗」2015年6月23日付けより)