再稼働阻止大運動を【15.07.29】

三重県民会議　藤野議員が講演

「原発なくせ三重県民会議」は２５日、日本共産党衆院議員で原子力問題調査特別委員会に所属する藤野保史氏を講師に招いた総会記念講演会を津市内で開きました。

　藤野氏は、原発再稼働反対を訴えるたたかいが官邸前から全国に広がって日本の民主主義の新しい形をつくりだしていること、それが原発を２年近くも止める最大の力になっていることを強調する一方、経団連など推進派も焦りとともに原発輸出や再稼働への動きを活発化させている状況を指摘しました。

　藤野氏は、国会論戦でリアルに明らかになってきた原発の危険性や、福島の深刻な現状なども報告。日本共産党のエネルギー政策を示しながら、原発に頼らない日本をめざす共同を大きく広げること、戦争法案反対などのたたかいと一体でこの夏、再稼働ストップの大運動を展開することを呼びかけました。

　藤野氏は参加者の質問にも答え、川内原発の再稼働に向けて政府や九州電力は、住民説明会を一度も開いていないことや、放射性廃棄物の処理についてまったく検討していないことなどを指摘しました。

（「しんぶん赤旗」２０１５年７月２９日付けより）


記念講演の動画