県下の動き−県民のたたかい
自民改憲論は逆立ち【16.05.31】
三重・菰野 森英樹さん講演会
三重県菰野町で29日、憲法学者の森英樹さんを招いた講演会が行われ、50人が参加しました。
主催者あいさつで、加藤健一郎実行委員長が「憲法を変えるのか、変えないのか、これからの私たちの生活がどうなっていくのかを考えるために憲法を把握していくことが重要です」と話しました。
森さんは講演で「自民党は国民の反対を押し切って戦争法を強行可決して、今度は実施するのに現行の憲法が邪魔だから改憲をするという。逆立ちの論理はおかしい。9割の憲法学者が違憲とする戦争法を力をあわせて廃止させよう」と強調しました。
参加した男性(77)は「講演を聞いて、憲法9条を守らなければならないという思いがより高まった。今日聞いたことを周りの人に伝えていきたい」と話しました。
(「しんぶん赤旗」2016年5月31日付けより)