県下の動き−県民のたたかい
「ハート平和行進」へ【17.05.23】
津でキックオフ集会
「ハート平和行進キックオフ学習会」が20日、三重県津市で開かれました。ハート平和行進は、国民平和大行進の通過にあわせて三重県原爆被災者の会(三友会)、県生協連、原水爆禁止世界大会県実行委員会の3団体が合同で実施する平和行進です。2002年から毎年行われ、今年も6月14日に行われます。行進に向けた事前学習会も毎年、3団体が共催しています。
学習会では県原爆被災者の会の山口詔利会長、坂牧幸子事務局長が報告。坂牧氏は、自分が1歳と3カ月のとき長崎で被爆した体験を語りました。馬場啓丞弁護士が自民党の改憲草案を取り上げ、現行憲法を守る重要性を報告。辺野古のケーソンをつくらせない三重県民の会の冨田正史さんは沖縄の辺野古新基地反対の取り組みを述べました。報告後、報告者ごとに三つのテーブルに分かれて質問や意見を出し合いました。
主催者からハート平和行進への参加、「ヒバクシャ国際署名」の取り組みが呼びかけられました。
(「しんぶん赤旗」2017年5月23日付けより)