県下の動き−県民のたたかい

トラック協会などと懇談【08.01.09】

   三重県トラック協会を訪問し懇談する(左から)中野比例候補と真弓県議

原油高騰や規制緩和が経営に影響

 日本共産党の中野たけし衆院東海比例候補(三重2区重複)は1月29日、真弓俊郎三重県議とともに県内の各業界団体を訪問、原油高騰問題で懇談しました。

 県トラック協会では、対応した高山善郎専務理事と伊藤信彦事務局長が軽油の高騰(1リットル70円から100円)で大変な状況を説明。「今まで低い運賃で努力してきて、荷主さんからは、さらに運賃を下げてと言われる」と、運賃を上げることもできない現状で、「オイ
ルショックの時は燃料がなかったので、走れないと言えたが、今は燃料そのものはあるので、走れないとは言えない」という窮状も出されました。
 原油高騰の問題とともに、規制緩和で「5台で起業」できるようになり、車両の台数そのものが増えていることも経営に影響を与えていると説明しました。

 道路特定財源や暫定税率の問題にも言及し、トラック協会として、ガソリンの暫定税率上乗せをやめるよう要望していることを説明。その上で、「朝夕の道路が渋滞する」「時間の予測がつくように、一般道路を整備することが肝心」と、高規格道路よりも一般道路の整備の必要性を強調しました。「特に三重県では(南北に)流れるように道路整備してほしい」との要望も出されました。 この日は、県中小企業団体中央会、県経営者協会なども訪問し、懇談しました。
                    (2008年2月1日 「しんぶん赤旗」)

Share (facebook)

▲ このページの先頭にもどる