県下の動き−県民のたたかい

福祉医療費助成の2割負担をやめて!【08.01.18】

議会の総意で知事に申し入れー三重県議会

 三重県が見直しを進める「乳幼児」「障害者」「一人親家庭」に対する福祉医療費助成制度問題で、同県議会は1月18日、2割の自己負担を導入しないことなどを求めた申し入れ書を野呂昭彦知事に提出しました。 申し入れ内容は、全会派が参加する政策討論会議で、議会の総意としてまとめられたもの。

 県の見直し案に対して申し入れ書は、自己負担導入は「大多数の市町の理解を得られていない現段階では導入すべきでない」としたほか、乳幼児医療費の助成対象は「案通り、通院も就学前まで拡大すべき」、精神障害者への助成は「一級の入院・通院、二級の通院まで拡大し、二級入院までの拡大も検討すベき」、一人親家庭の医療費受給者に対する所得制限は「緩和を検討すべき」、入院時食事代は「低所得者に対しては給付対象とすべき」だなどと主張。「医療費助成をどう考えるかは、本県の福祉のバロメーター」だと指摘し、申し入れの内容を尊重して前向きに対応するよう求めています。

                     (2008年1月19日 「しんぶん 赤旗」)

Share (facebook)

▲ このページの先頭にもどる