県下の動き−県民のたたかい

暫定税率復活に道理なしー三重県議会【08.04.30】

萩原県会議員、増税を批判

 定例会休会中の三重県議会は4月30日、国会での税制関連法案「再議決」に対応して、関係する県税条例改正案を審議するために本会議を再開しました。本会議の開会に先立って全員協議会が開かれ、県当局が道路暫定税率の失効と、復活に伴う県への影響などについて説明しました。
 
 これに対し、日本共産党の萩原量吉県議は、「道路暫定税率復活反対の民意は明らか。法案『再議決』に道理はない」と強調、各会派の賛同を求めました。

 萩原議員はとくに、県当局が暫定税率の失効による減収の影響をことさら強調していることを批判。「暫定は斯限が切れた。復活すれば、県民にとっては暫定税率分年140億円、10年延長されれば1400億円の新たな増税が強いられることになる」と指摘。県当局も「形式的にはそういうことになる」と、増税になることを認めました。
                (2008年5月1日 「しんぶん赤旗」)

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