県下の動き−県民のたたかい
合併の賛否問う住民投票が告示ー御浜町【08.05.27】
投票が6月1日
三重県御浜町で5月27日、熊野市との合併を進めるか、単独行政を続けるかを問う住民投票が告示されました。投開票は6月1日。投票は「合併」か「単独」の二者択一で、投票率が50%に達しない場合は開票されません。
同町では、旧熊野市、紀和町との合併協議会からの離脱を決めた前町長に対する合併推進派からのリコールに伴う住民投票が2005年2月に実施されましたが、前町長が新任され、単独の道に進むことになりました。
その後、06年10月の町長選で合併推進派の古川弘典町長が当選し、合併論議が再燃。
町議会では合併反対が半数を占めていることから、古川町長が住民の直接投票による決着を求め、改めて合併をめくる住民投票が実施されることになりました。
同町の日本共産党支部は、国や県による押しつけ合併に一貫して反対してきましたが、今回の住民投票でも、「自立のまちづくりを目指す議員の会」に加わる世古正町議を先頭に、熊野市と合併しても財政問題の解決にはならないことなどを、具体的に町民に訴えています。
(2008年5月28日 「しんぶん赤旗」)