県下の動き−県民のたたかい

農業再生をともに-日本共産党がシンポジウム【08.06.29】

伊賀市で80人が参加

 三重県伊賀市で6月29日、「食と農の今日と明日を考えるシンポジウム」が開かれました。日本共産党伊賀市委員会の主催。他党の議員をはじめ約80人が参加しました。

 パネリストは、伊賀市産業振興部長の半田泰士氏、JA伊賀北部営農部長の二谷幸夫氏、伊賀市認定農業者協議会代表の安場廣行氏、青空市ネットきじが台健康朝市を運営する西村三郎氏と、日本共産党国会議員団事務局長の小倉正行氏。森永勝二市議がコーディネ―ターを務めました。

 バネリスト発言では、安場氏が、就農者の高齢化や後継者不足の現状を訴え、国の農業政策を批判。二谷氏が、飼料穀物の高騰に苦しむ畜産農家の状況を紹介しました。

 小倉氏は、世界的な食料危機の深刻な実態を紹介し、日本の農業を再生させ食料自給率を向上させることが急務だと指摘した上で、で、日本共産党が提起する農業再生プランを詳しく説明。質問に答えて、財源についても解明しました。

 参加者からは、米の、価格保障を歓迎する意見や、学校給食への地元農産物の活用を求める意見などが出され、衆議院の農林水産委員会に日本共産党の議員がいないことに対して「共産党がもっと大きくなってほしい」との声も上がりました。
                 (2008年7月1日 「しんぶん赤旗」)

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