県下の動き−県民のたたかい
食の安全条例可決ー三重県議会【08.06.17】
全国21例目ー日本共産党など5会派が賛成
三重県議会は6月17日、和菓子メーカー「赤福」の偽装販売などを受けて議員提案された「食の安全・安心の確保に関する条例案」を日本共産党など5会派の賛成多数で可決しました。同様の条例は全国で21例目。
採決前の討論では、条例に反対する自民・無所属議員団から、加工食品の問題に端を発したのに農林水産物に規制がかかることへの不満や、製品の自主回収報告が公表されることで風評被害を懸念する意見が出されました。
これに対し、日本共産党の萩原量吉議員など3氏が賛成討論。萩原議員は「監視、規制強化は大前提。疑問のあるものは出荷しないのは当然のことで、消費者のためだけでなく、生産者、出荷者のためにも食品の安全性の証明になる」と強調しました。
(2008年6月19日 「しんぶん赤旗」)