県下の動き−県民のたたかい

三重の自殺者数10年連続で400人超える【08.07.06】

交通事故死者数の3.6倍の422人

 三重県内の昨年1年間の自殺者は422人で、10年連続で400人を超えたことが、日本共産党の萩原量吉県議が県警から入手した資料でこのほど、明らかになりました。

 前年比では9.8%減と減少傾向ですが、昨年の県内の交通事故死者数118人の3.6倍と、依然として高い数字です。

 自殺者の内訳は男性が約7割。年齢別では60歳以上が約4割ともっとも多いものの、全体が前年より減るなかで男性は20歳代、女性は50歳代がいずれも増加しています。

 原因・動機が特定されたもののなかでは、病気苦が半数近くでもっとも多く、前年と比べても、その割合が倍増しています。次に多いのは、男性が経済生活問題で、女性は家庭問題となっています。
                (2008年7月6日 「しんぶん赤旗」)

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