県下の動き−県民のたたかい

国民の願い胸に-佐々木憲昭衆議院議員【08.09.28】

「失言」の意味するもの

   解散・総選挙に直結する臨時国会がはじまりました。冒頭、麻生太郎氏が総理大臣に指名されて麻生内閣が発足しました。
 この内閣は、「お友だち内閣」「論功行賞内閣」などと言われ、あれだけ大騒ぎした割には「人気」はかんばしくありません。

 そもそも麻生氏は、「暴言」「失言」が多いことで有名です。
 つい先日も、岡崎市で2人の死者を出した8月末水害について、とんでもない発言をしました。「安城や岡崎だったからいいけど、名古屋で同じことが起きたらこの辺、全部洪水よ」と。…ほんとうに無神経な人物です。

 これに対して、地元住民はもちろん、岡崎、安城両市が抗議文を送ったのは当然のことです。ついに麻生氏は、両市にたいして「私の不用意な発言で不愉快な思いを抱かせたことにおわび申し上げます」との謝罪文を提出しました。

 これは「失言」という問題ですまされるものではなく、自民党政治がいかに国民の暮らしや命に無頓着かをあらわすものではないでしょうか。
 このような自民党・公明党の政治に厳しい審判を下し、なんとしても、日本共産党の躍進を勝ち取らなければなりません。
                   (2008年9月28日 「しんぶん 赤旗」)

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