県下の動き−県民のたたかい

暮らしと雇用を守れ-萩原県議【08.11.28】

萩原県会議員-野呂知事にせまる

 三重県議会定例会で11月28日、日本共産党の萩原量吉議員が一般質問に立ちました。
 萩原氏は、非正規労働者の雇い止めが、全国で約3万人、三重県では900人に及んでいるとして、県独自でもこれらの状況を調査し、少なくともシャープなど県が補助金を出している企業に対しては雇用を守るよう申し入れることを求め、さらに、大企業応援でなく県民の暮らしと雇用を守る立場に立つよう野呂昭彦知事に強く迫りました。真弓俊郎議員も関連質問で、雇用問題での県の早急な対応を求めました。

 萩原氏はまた、県から補助金を受けている県医師会や県商工会連合会などが昨年の知事選の際、各政治連盟名で野呂知事の政治団体に献金しているとし、「政治連盟は献金のための隠れみの。公選法違反といわれても仕方がない」と指摘。「こういうことが政治をゆがめる。ただちにやめるべき」だと知事に迫りました。

 野呂知事は「適正な手続きを行っている。法的に何ら問題はない」と答え、「財政難の中、多すぎる知事の退職金をやめよ」との要求に対しても「答申に基づいたもの」だと開き直りました。
                   (2008年11月30日 「しんぶん 赤旗」)

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