県下の動き−県民のたたかい

雇用継続求め懇談-桑名【09.01.21】

日立金属、富士通に雇用継続を求める

 三重県の日本共産党北勢地区委員会(松岡三郎委員長)と党桑名市議団(児玉悦子、石田正子、星野公平各議員)は1月21日、「派遣切り」を進めている日立金属桑名工場(桑名市大福)を訪ね、雇用継続などを求める持田農夫男社長あての要望書を提出し、四宮義文・管理センター総務グループ長らと懇談しました。

 懇談では党側が、党の「緊急経済提言」や志位和夫委員長と日本経団連との会談などを紹介し、日立金属を解雇された人からの相談が党議員団にも寄せられている状況を指摘。地域経済に大きな影響力を持つ企業として同社が社会的責任を果たすよう強く求めました。

 工場側は「社会的責任を果たすよう最大限の努力をしている。派遣の契約途中の解約はしていない」とする一方、6カ月の契約が切れる40人を3月末までに雇い止めすることを明らかにしました。

 党北勢地区委員会と桑名市議団は、富士通マイクロエレクトロニクス三重工場(桑名市多度町)にも雇用維持などを申し入れ、中島福幸総務部長らと懇談しました。同工場では、昨年10月に約100人いた派遣社員を年末までに雇い止めにしています。
                   (2009年1月23日 「しんぶん 赤旗」)

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