県下の動き−県民のたたかい
天下り禁止公開質問状提出-県議団【09.02.10】
三重県幹部職員の天下り禁止求め見解ただす
日本共産党三重県議団(萩原量吉、真弓俊郎両議員)は2月10日、県の外郭団体や県と請負契約している企業などへの県幹部職員の「天下り」・再就職を禁止すべきだとして、野呂昭彦知事にこの問題への見解をただす公開質問状を提出しました。
党県議団は、県幹部職員が天下っている建設・土木会社などが非常に高い落札率で県の事業を受注している事実を指摘するとともに、同様に県幹部職員が天下る県の出資法人では、巨額の県費事業がほとんど随意契約で委託されている実態も指摘。天下りの全容を公表するよう求め、天下り禁止のための条例や要綱などを定める考えがないのかをただしています。
さらに党県議団は、県が補助金を出して幹部職員が天下っている団体から知事が献金を受けていることを強く批判、授受をやめるよう求めています。
(2009年2月11日 「しんぶん 赤旗」)