県下の動き−県民のたたかい
NPT報告と裁判支援で集い【10.06.16】
NPT報告と裁判支援で集い
三重県の日本共産党北勢青年支部と民生同盟県委員会は6日、「NPT(核不拡散条約)要請行動報告&パナソニック裁判を励ますつどい」を四日市市内で開きました。冒頭に中野たけし参院選挙区候補が、長時間労働に苦しんだ自らの体験を語って参加者を激励しました。
第1部では、ニューヨークでのNPT要請行動に参加した釜井敏行民生同盟県委員会が、現地での行動や日本共産党代表団が訪米した意義を報告し、夏の原水爆禁止世界大会に向けて青年の大きな運動を起こしていこうと呼びかけました。
第2部は、パナソニックの不当解雇撤回を求めてたたかっている永井ひろゆきさんが、裁判に至った経緯や労働者派遣法の問題点、支援者への感謝の思いを報告。涙ながらの訴えに会場は大きな感動に包まれました。
参加者からは「インドや北朝鮮の核保有をどう考えるか」といった質問や、「派遣労働は大企業に有利と言われているが、技術の継承という面から考えると、かえって不利になると思う」といった意見が出され、活発な議論になりました。
22歳の青年は「社会のことが勉強できてよかった。組織に加わることはまだ不安があるけどまた来たい」と話していました。
(「しんぶん赤旗」6月12日付け 東海・北陸信越のページより)