県下の動き−県民のたたかい

7月29日に原発なくせ三重県民会議の総会と記念講演

「原発なくせ三重県民会議」に発展的に改組

 三重県内にこれまで原発を1基も造らせなかった県民のたたかいで大きな役割を果たしてきた「原発反対三重県民会議」が7月29日、津市内で総会を開き、「原発なくせ三重県民会議」へ発展的に改組することを決めました。同会議は県内の労組や民主団体19組織(29日時点)と個人で構成。政党として日本共産党も参加しています。
総会では、1日も早く「原発ゼロ」の日本を実現することなどを会の目的とする会則を確認し、選任された9人の世話人を代表して唐沢克昭みえ労連議長が、原発立地を許さなかった活動の歴史と伝統を受け継いで、新たなたたかいに臨む決意を述べました。
記念講演では、原発問題福島県民連絡会代表委員で自身も同県楢葉町からの避難を余儀なくされている早川篤雄氏が、福島原発事故がまだ収束していない現状や、周辺地域の被害の深刻さを報告しました。
中部電力人権裁判元争議団長の三枝豊明氏が、原発立地に向けた地域住民の分断工作と同時に、自社の労働者への思想差別・人権侵害も進めていた電力会社の実態を告発しました。
 

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