県下の動き−県民のたたかい
核兵器なくそう【12.10.27】
県原水協 津市で宣伝・署名
国連軍縮週間に入った24日、三重県原水協(落合郁夫理事長)は津市のセンターパレス前で核兵器全面禁止アピール署名などを訴えて宣伝・署名行動にとりくみました。
落合理事長は、スイスなど34カ国が国連で核兵器非合法化の共同声明を発表するなか、日本政府が声明への参加を拒否した経過を報告し、厳しく批判しました。
兄がレイテ島(フィリピン)で戦死したという85歳の女性は、現地にお参りしたいと思いながらその費用もなく実現できないと語り、「原爆も原発も反対」と核兵器全面禁止アピール署名に応じていました。
広島で被爆したという女性は「生きているのが不思議」と言って署名しました。元大学教授は、「日本はだんだん危なくなっている。国民の声をもっと上げないと」と言って夫人とともに激励していきました。
昼休みの30分間の行動でしたが、アピール署名には33人の賛同が寄せられました。
(「しんぶん赤旗」2012年10月27日付けより)