県下の動き−県民のたたかい

第84回メーデー 【13.05.02】

解雇自由化を許しません

 第84回三重県中央メーデーは、津市大門の観音公園で開かれました。約350人の参加者は「働くものの団結で生活と権利、平和を守ろう」と高らかに声を上げ、強風の中元気に市内をデモ行進しました。

 集会では唐沢克昭実行委員長(みえ労連議長)が開会あいさつし、安倍政権が経済政策「アベノミクス」の第3の矢の柱として、「労働時間規制の見直しや解雇の自由化など労働分野の規制緩和を進めようとしていることを批判。環太平洋連携協定(TPP)参加や原発再稼働を許さないたたかいとも合わせて「働くものの暮らしへの攻撃を私たちの運動ではね返そう」と呼びかけました。

 報告・訴えでは労組や争議団と並んで三重県憲法会議の三宅祐一郎事務局長が登壇し、憲法によって国家権力をしばるという立憲主義の基本を否定する安倍政権の改憲策動を強く批判しました。

 日本共産党からは中川たみひで党県国民運動部長が連帯のあいさつを行いました。

(「しんぶん赤旗」2013年5月2日付けより)

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