県下の動き−県民のたたかい
まっとうな民主主義を 三重【13.05.05】
各地で集会・講演会
日本国憲法施行66周年となった3日、安倍自公政権の狙う憲法改悪を許さない集会や講演会が、東海・北陸信越の各地でとりくまれました。
「憲法記念日に日本国憲法を考える三重県民の集い」が津市の「フレンテみえ」で開かれ、市民や学生約150名が参加しました。三重憲法会議の主催。専修大学法学部教授の白藤博行氏が講演しました。
白藤氏は、自民党の憲法改正草案の、天皇元首化や国防軍保持、基本的人権抑制など反動的な内容をくわしく紹介。改憲は憲法を潰(つぶ)す“潰憲(かいけん)”だとし、「潰憲菌のまん延に負けず、まっとうな民主主義を構築しよう」と呼びかけました。
憲法会議議長の西川洋・三重大学名誉教授は96条改定が9条改定に直結していることを国民に広く訴えることが大事だと強調しました。また、副議長の石坂俊雄弁護士は、安倍政権が企てる「秘密保全法」策定の危険性を訴えました。
(「しんぶん赤旗」2013年5月5日付けより)