県下の動き−県民のたたかい
看護師の大幅増員など求める【13.05.14】
三重県医労連が知事に要請書
三重県医療労働組合連合会は10日、看護師の大幅増員や夜勤改善を図るための具体的な対策を県に求める要請書を鈴木英敬知事宛てに提出しました。
同連合会は要請書と併せて、労組のある県内医療施設の看護職員を対象にした労働実態調査の結果も提出しました。
調査では、1年前に比べ仕事量は「大幅に増えた」が回答者の56%で、十分な看護の提供は「できていない」が51%。仕事を辞めたいと思うかとの質問には「いつも思う」と「時々思う」の合計が81%に達するなど、人員不足による厳しい勤務環境を示す内容になっています。
応対した県当局は、県としても看護職員5000人を対象にした就労環境調査を7月にも実施することを明らかにしました。
(「しんぶん赤旗」2013年5月14日付けより)