県下の動き−県民のたたかい
聖域なきTPP断固反対【13.10.13】
JAグループ三重
安倍政権・自民党が環太平洋連携協定(TPP)交渉で「聖域」としてきたコメなど重要5項目についても譲歩する姿勢をみせているのを受けて、JAグループ三重は11日、津市内に県内各JAの代表者を集めて緊急集会を開き、「“国益・聖域なきTPP”に断固反対」するとの特別決議を可決しました。
特別決議は、政府がTPP交渉を繰り返すごとに「不安や懸念が増大している」とし、「農林水産委員会の決議や与党・自民党の決議を順守した交渉結果が実現できない場合は即時、交渉から脱退する他に選択の余地はない」と強調。「食・くらし・いのちを守る『国民運動』を組織の総力を挙げて展開する」としています。
(「しんぶん赤旗」2013年10月13日付けより)