県下の動き−演説会・集会

改悪の暴走どう止める【13.10.30】

三重県社保協学習集会開く

 三重県社会保障推進協議会は26日、安倍政権の社会保障改悪の中身を検証する学習集会を津市内で開催。長友薫輝・三重短期大学教授の講演を聞き、暴走政治をどう食い止めるか話し合いました。

 長友氏は、「社会保障制度改革国民会議」が8月に「報告書」として提出した改革方針の内容を説き明かし、「要は『社会保障は自助を基本として共助で補い、それでも対応できない場合だけ公助で』という考え方で、憲法25条の実質改憲」だと強調。また、この考え方は日本経団連の主張そのものだと指摘しました。

 長友氏は、自助や共助を持ちだすことは社会保障の歴史的な経緯を無視した非科学的な考えだとした上で、批判だけでなく地域住民の生活実態を把握して客観的な反撃材料をつくる必要があるとし、そのために社保協が果たす役割を強調しました。

(「しんぶん赤旗」2013年10月30日付けより)

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