県下の動き−県民のたたかい
三重 伊勢湾で海自が機雷戦訓練【14.02.02】
県平和委員会など中止要請
海上自衛隊が1日から伊勢湾で機雷戦訓練を実施することが明らかになり、三重県平和委員会などが1月31日、訓練の中止を津市の自衛隊三重地方協力本部(本部長・木戸口和彦一等陸佐)に申し入れました。
県平和委員会理事の田中茂二郎氏と新婦人県本部の島川房子副会長、民青同盟の釜井敏行前県委員長、日本共産党の大嶽隆司県委員長が参加。協力本部側は西山忍総務班長が応対しました。
海自の機雷戦訓練は1日から8日まで伊勢湾の松阪港沖で実施される予定で、掃海母艦や掃海艇など艦艇23隻と航空機1〜2機が参加。機雷の敷設や掃海、潜水訓練などを行います。伊勢湾では同様の訓練が2011年に初めて実施されました。
田中氏が申し入れ書を手渡し、「民間船舶との衝突事故も後を絶たない中、平和で良好な漁業資源を有する伊勢湾で実戦を想定した大規模な軍事訓練を行うことは許せない」と訴えました。
県平和委員会は、8日に松阪港で行われる艦艇一般公開の監視活動も行う予定です。
(「しんぶん赤旗」2014年2月2日付けより)