県下の動き−県民のたたかい
崖っぷちは安倍政権【14.05.08】
三重 5・3集会
「憲法記念日に日本国憲法を考える三重県民のつどい」が、津市の「フレンテみえ」で開かれました。三重県憲法会議の主催。明治大学教授の浦田一郎氏が講演しました。
西川洋・三重大学名誉教授が開会あいさつし、最近の世論調査などを示して「国会では改憲派が多数だが、崖っぷちに立っているのは安倍首相の方。国民はだまされていない」とし、憲法を守る運動の強化を呼びかけました。
浦田氏は、集団的自衛権を自民党政府がどう議論してきたかを振り返り、「国際法上保有しているが、憲法上行使できない」との政府答弁書(1981年)などの背景に市民運動が果たしてきた役割を強調しました。
浦田氏は参加者の質問にも答えて、アメリカが「専制的自衛権」「予防的自衛権」などと自衛権を乱用して戦争を始めている実態を明らかにし、日本がアメリカの戦争に駆り出される危険性を訴えました。
(「しんぶん赤旗」2014年5月8日付けより)