県下の動き−県民のたたかい
沖縄の基地負担告発【14.05.13】
三重・四日市 ピースネットが集い
憲法を守り生かそうと三重県四日市市の幅広い団体が参加協力する「ピースネット5・3市民のつどい」が10日、同市内で開かれ、沖縄県選出の参院議員・糸数慶子氏が講演しました。
オープニングでは在日韓国青年同盟三重県本部の青年たちが民俗芸能「農楽」を披露。糸数氏は、過重な基地負担など「差別され、利用される沖縄」はきのうきょうの話ではないとして、本土攻撃の時間稼ぎのために住民を巻き込んだ沖縄戦の実態や、軍国主義教育がいち早く持ち込まれた戦前の沖縄の歴史などを振り返り、八重山教科書問題や与那国自衛隊配備などを安倍政権による沖縄での「戦争できる国」への布石として告発。過去の歴史に学んで平和憲法をしっかり守っていこうと呼びかけました。
参加者は「憲法の精神に立ち返り、一人ひとりの生きる権利が保障される政治を」との集会アピールを採択。閉会後は「STOP! 安倍暴走内閣」を訴え市内をデモ行進しました。
(「しんぶん赤旗」2014年5月13日付けより)