県下の動き−県民のたたかい

消費税増税中止の共同を【14.10.30】

なくす三重の会が総会

 消費税をなくす三重の会の第10回総会が25日、津市内で開かれ、全国の会前事務局長の牧野由子氏が講演しました。

 牧野氏は、8%への消費税増税で国民生活は大打撃を受け、貧富の格差が広がっている実態を報告。「消費税は生活を破壊する悪税」だという本質を国民に知らせ、増税中止・廃止の世論を広げるよう呼びかけました。

 その上で牧野氏は、個人中心の「なくす会」の特性を生かし、「3人寄れば『なくす会』」を学区や職場に広げる重要性を強調。来春のいっせい地方選では「戦争する国」への暴走と消費税増税に反対する議員を1人でも多く当選させようと訴えました。

 大川博・三重の会事務局長は、会が進める「生活実態調査」に、「暮らしがたいへんで食費を減らしている」「医療費を使わない」など身につまされる内容の回答が多数寄せられていることなどを報告しました。

 参加者は、消費税増税中止の一点での共同を広げ、会をいっそう大きくするとの方針を全員で確認しました。

(「しんぶん赤旗」2014年10月30日付より)

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