県下の動き−県民のたたかい
介護保険「改悪」学ぶ【15.03.26】
三重県社保協が学習会
三重県社会保障推進協議会は22日、医療介護総合法にもとづいて4月から改悪される介護保険制度についての学習会を津市内で開きました。
大阪社保協介護保険対策委員の日下部雅喜氏が、介護サービス提供事業者に支払う介護報酬の引き下げや、要支援者向けの訪問・通所サービスが保険給付から外され市町が実施する「総合事業」に移される問題などを解説し、利用者と事業者を守る地域の取り組みを提起しました。
日下部氏はさらに、安倍政権に「介護報酬削るな」「低所得者保険料は約束通り軽減せよ」の要求運動を進める必要性を訴え、制度改悪の実態を国民に知らせること、自治体とも共同することを参加者に呼びかけました。
三重県知事選に立候補する県社保協の、ふじい新一事務局次長があいさつし、県民の暮らし・命を守る県政への転換を訴えました。
(「しんぶん赤旗」2015年3月26日付けより)