県下の動き−県民のたたかい
原発ゼロへ決意新た 金曜行動【15.05.12】
三重 再稼働差し止め地裁決定を力に
「原発なくせ三重県民会議」は8日、首相官邸前行動に連帯する第28回金曜集会(月1回定例)を津市大門の、まん中広場で開きました。
基調報告に立った唐沢克昭・県民会議事務局長は、九州電力川内原発1,2号機(鹿児島県薩摩川内市)の再稼働差し止め仮処分申し立てを却下した鹿児島地裁の決定(4月22日)を「九電側の主張をうのみにしたもの」だと厳しく批判し、関西電力高浜原発3,4号機(福井県高浜町)の安全性が確保できないとした福井地裁の再稼働差し止め仮処分決定(4月14日)の意義を、改めて強調しました。
参加者はリレートークで原発再稼働を認めないたたかいへの決意を次々と表明。県議に当選した岡野恵美氏(日本共産党)や知事選で善戦した藤井新一氏も「原発ゼロ」への決意を述べました。
次回金曜集会は12日に開かれ、中部電力三重支店前までデモ行進が行われます。
(「しんぶん赤旗」2015年5月12日付けより)