県下の動き−県民のたたかい
戦争立法反対決意固めあう【15.05.14】
三重・多気町
三重県の「多気町9条の会」は9日、「戦争する国づくり反対・憲法9条を守る多気町集会」を同町の町民文化会館で開きました。
県原爆被災者の会事務局長の坂牧幸子さんが「被爆者として訴えたいこと」として自身の被爆体験を話し、平和を守る活動を進める決意を語りました。
九条の会みえネットワーク代表で三重大学名誉教授の西川洋さんが「『国際平和支援法』は戦争参加への道」と題して講演。国会では悪法推進派が多数だが、世論と運動を強めて「戦争する国」づくりの道をストップさせようと話しました。
集会には会場いっぱい約50人が参加。フロアから「安倍さんのやり方は許せない」「何としても悪法をストップさせよう」などの発言が相次ぎました。
集会に向けて同9条の会では、九条の会みえネットの「戦争立法NOの声を広げましょう!」の統一ビラの裏に集会案内を印刷して中日新聞にも折り込むなどして広く町民に参加を呼びかけました。
(「しんぶん赤旗」2015年5月14日付東海・北陸信越のページより)