県下の動き−県民のたたかい
新基地建設 加担やめて【15.05.14】
津市 JFE製作所前で訴え
三重県津市のJFEエンジニアリング津製作所(津市)門前で12日朝、沖縄・辺野古の新基地建設に使うハイブリッドケーソン(鋼材と鉄筋コンクリートを一体化した箱)の製造に協力しないよう労働者に訴える宣伝行動が行われました。
新基地用ケーソンは長さ52メートル、幅22メートル、高さ24メートル、重さ7400トンと巨大なもの。同製作所で6基造られ、半潜水式台船で沖縄まで運んで2017年9月までに300メートルの護岸が整備される計画です。
この日の行動は、同製作所でケーソンが造られることが明らかになったことを受けて結成された「辺野古のケーソンをつくらせない三重県民の会」(柴田天津雄代表)が呼びかけたもの。趣旨に賛同する県内の市民団体代表や個人数十人が、通勤途上の労働者へのビラ配布などを行いました。日本共産党からも大嶽隆司県委員長が参加しました。
「県民の会」は宣伝行動の後、同社に新基地用ケーソンを造らないよう要請する狩野久宣社長あての申し入れ書を提出しました。
申し入れ書では「辺野古基地建設に加担することは、わたしたちの願いに反するだけでなく、沖縄の人々の願いに敵対することにほかならない」と訴えています。
(「しんぶん赤旗」2015年5月14日付東海・北陸信越のページより)
※4月7日に開かれた、講演会「知っていますか?沖縄の基地建設用のケーソンを津市の工場で製造することを!!」の動画は
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※この講演会に向けて党三重県委員会として申し入れた文書は
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