県下の動き−県民のたたかい
暴走にどう立ち向かう【15.07.08】
三重革新懇 佐々木前議員が講演
三重県革新懇の総会記念講演会が5日、津市のアスト津で開かれ、日本共産党前衆院議員の佐々木憲昭氏が「安倍政権の暴走にどう立ち向かうか」と題して講演しました。
佐々木氏は、安倍政権の「他国の武力行使と一体でない後方支援」などといった国際的には通用しない、「憲法違反」をごまかすためのでたらめな議論を厳しく批判するとともに、「戦争する国」づくりの背景に日本経団連を牛耳る軍需大企業の要求があることを指摘しました。
さらに佐々木氏は、安倍政権の経済政策が国民の貧富の格差を広げていることを具体的に明らかにし、アメリカでは貧困に苦しむ若者を軍に入れる「経済的徴兵制」が強まっていることも指摘。働く人の所得を増やし暮らしを応援する政治への転換と、戦争法案反対のたたかいを一体に進める必要性を強調しました。
(「しんぶん赤旗」2015年7月8日付けより)