県下の動き−県民のたたかい
原発再稼働や戦争法に反対【15.10.02】
三重・四日市で市民集会
「原発再稼働も安保法制も許さない四日市市民集会」が9月27日、三重県の四日市市民公園で開かれ、約250人が「日本を守れ、安倍から守れ!」などと唱和しながら繁華街をパレードしました。
集会は「浪速の歌う巨人・パギやん」こと趙博(チョウ・バク)さんによる反骨精神あふれる野外ライブで幕を開けました。
実行委員会を代表してあいさつした熊沢誠甲南大学名誉教授は、原発再稼働や戦争法に反対するたたかいに広範な人々が立ち上がったことを「国民の間に沈殿していた平和と民主主義の理念が噴出したものに他ならない。『権力の横暴を止めることはできない』というシニシズム(冷笑主義)から脱却しつつある」と高く評価。「市民運動のたたかいは今から、たたかいはここから。必ず彼ら(安倍政権)を追い詰めよう」と呼びかけました。
リレートークでは日本共産党の山本りか県議も発言。戦争法廃止・安倍政権打倒の一点での国民的共同をさらに進める決意を述べ、選挙戦に向けた大同団結への“覚悟”を各野党に呼びかける運動を参加者に訴えました。
(「しんぶん赤旗」2015年10月2日付けより)