県下の動き−県民のたたかい
戦争法授業調査に抗議【15.10.16】
三重県教委に県内5団体 “教職員が萎縮”
三重県教育委員会が県内の県立高校に対して、戦争法案を題材にした授業を実施したかを問う調査を行っていた問題で、みえ教職員懇話会など県内の5団体が14日、県教委に抗議し、調査の中止を求めました。
抗議したのは、みえ教職員懇と新日本婦人の会県本部、県平和委員会、みえ教育ネットワーク、戦争をしない戦争協力もしない三重ネットワーク。抗議要請行動には各団体のメンバー14人が参加。日本共産党の山本りか、岡野恵美両県議と萩原量吉元県議が同席しました。
みえ教職員懇などは、県教委が戦争法案の成立直後に「授業の適切な実施に係る調査」を行ったことを「教育の自由をゆがめ、高校生の政治活動を抑圧し、教職員の政治教育を『政治的中立』を言うことで萎縮させるもの」だと厳しく批判しています。
(「しんぶん赤旗」2015年10月16日付けより)