県下の動き−県民のたたかい

戦争法廃止へ行動 学問の自由守るには 【15.12.23】

津 市立三重短大で学習会

 三重県の津市立三重短期大学で19日、教員有志による市民公開の安保法制学習会が開かれました。10月、11月の開催に続く第3回。

 津市議会12月定例会で自民党や自民系議員が一般質問などで教員有志の活動を「政治的行為だ」などと問題視したことを受けて今回は、大学の自治と学問の自由が侵害された戦前の「滝川事件」を主要テーマとして開かれました。

 学習会では、「滝川事件」の概要や当時の政治情勢を解説。事件の教訓として、防波堤としての大学自治が失われることで、学問研究の自由へのむき出しの攻撃が行われることを指摘しました。
 
 戦争と自由な研究への弾圧とが密接な関係にあることも指摘。学問の自由を守るために市民と連帯する必要があること、戦前と違って今はその条件があることが強調されました。
 
 また、学習会では安保法制で民間が動員される事態の詳細な報告、安保法制と地方自治の関係、秘密保護法の問題が取り上げられました。

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