県下の動き−県民のたたかい
三重でも野党共闘を 「市民連合みえ」が発足【16.04.09】
シールズ東海など呼びかけ
三重県で参院選での野党共闘を求める「市民連合みえ」が7日、発足しました。「SEALDs TOKAI」(シールズ東海)など5団体が呼びかけ、三重県庁で同日、設立発表の会見をしました。
会見には、シールズ東海の岡歩美さん、「安保法制に反対する学者の会有志」の高山進さん(三重大学名誉教授)、「弁護士の会有志」の渡辺伸二さん(リベラ法律事務所弁護士)、「平和と自由 CheSara(ケサラ)有志」の名嘉真正さんが参加。他に「安保関連法に反対するママの会@伊勢志摩有志」が呼びかけ団体に名を連ねています。
団体として掲げる理念は?安保関連法の廃止、?立憲主義の回復、?個人の尊厳を擁護する政治への実現です。
会見で岡さんは、声明文を読み上げ、「政党同士が対等な形で共闘関係を構築することが必要です。そのために市民連合が間に立ち、緩衝材・接着剤のような役目を果たすことが当面の目標です」と語りました。
市民連合は4月中に日本共産党、民進党、社民党の県内野党と共闘を求めて懇談を行うほか、街頭宣伝なども予定しています。
三重県では改選数1の参院選に向けて、民進党が現職の芝博一氏(65)の擁立を表明しており、日本共産党は民進党(旧民主党)に対して選挙協力を申し入れています。
(「しんぶん赤旗」2016年4月9日付より)