県下の動き−県民のたたかい
医師不足から地域医療守る【16.05.20】
三重県社保協講演会
三重県社会保障推進協議会(三重県社保協)は14日、本田宏氏(医療制度研究会副理事長)を迎えて、「県民の命が危ない 地域から医療・介護を守る運動を」と題する講演会を津市内で開きました。第17回定期総会の記念講演です。
昨年まで外科医だった本田氏は、医師不足に医療崩壊の危機を訴えて各地で講演しています。医療に関心のある200人が参加しました。
県社保協事務局長の藤井新一氏が三重県の医療・介護の現状を話しました。
本田氏は、日本はOECD平均より約10000人が不足していることを紹介。全国医師会が医師を増やすことを望んでいない問題を指摘しました。
参加者からは、本田さんの話はユーモアがあって面白かった、この話をもっといろんな人に伝えていきたい、などの感想が寄せられました。
(「しんぶん赤旗」2016年5月20日付けより)
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