県下の動き−県民のたたかい

自民候補応援に抗議【16.07.07】

三重「やさしい会」知事に文書提出

「県民本位のやさしい三重県政をつくる会」は5日、鈴木英敬三重県知事が6月30日に予定していた記者会見を中止して、参院選挙区の自民党候補を応援するため伊勢市へ駆けつけたことへの抗議文を知事あてに提出しました。秘書課課長の喜田正幸さんが受け取りました。

 提出したのは同会の辻井良和会長、藤井新一事務局長。日本共産党の大嶽隆司県委員長が同席しました。

 鈴木知事は昨年の知事選で「県民党」を掲げ、自民・公明党のほか民主系(当時)会派や連合の推薦を受けて当選。抗議文では、「当選後は特定の政党・団体の立場に立つべきではなく、すべての県民の福祉向上に努める責務がある」と強調。今回の参院選が戦争か平和か、アベノミクスによる格差拡大か格差の是正か、県民世論を二分するたたかいになっていることをあげ、「特定の候補を応援することは県民党の名に値しない行為だ」と批判。今後、公務中に特定候補の応援をしないよう強く申し入れています。

(「しんぶん赤旗」2016年7月7日付けより)


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