県下の動き−県民のたたかい
野党共闘で新しい絆【16.08.03】
三重革新懇総会 井上議員が講演
三重県革新懇が津市内で7月31日、総会と記念講演を開き、約50人が集まりました。
代表世話人の大野章さんは参院選を振り返り「32の一人区で野党共闘が実現し、三重県では野党が勝利し、これからの革新懇運動にとって非常に大きな一歩が築かれました」とあいさつ。
日本共産党の井上哲士参院議員が「参院選結果からみる今後の闘い」と題して講演しました。「参院選で、自公とその補完勢力は憲法のことを語らず、3分の2の議席を取ったからといって国民から改憲の信任を得たわけではない」と強調。さらに「野党共闘によって新しい連帯の絆を全国各地でつくれたことは大きな財産。戦争法の廃止や国民の暮らしを守る、一つひとつのたたかいを市民と広げ、知恵を出し合いながら取り組もう」と呼びかけました。
活動報告では、松阪市の松井秀鷲さんが「松阪市で安保法制反対集会(6月19日)を開き、野党統一の芝博一議員が駆けつけ、250人の市民と思いを共有することができた」と紹介。民青同盟の出口洋介県委員長は「市民連合みえ」として活動する中で、新たなつながりの人たちとシールアンケートなどを実施したことを報告。各地で新たなつながりが広がって活動した経験が語られました。
活動方針として、戦争法廃止、立憲主義の回復、個人の尊厳を擁護する政治の実現、安倍政権の暴走から命と暮らしを守るなどが提案され採択されました。
(「しんぶん赤旗」2016年8月3日付けより)