県下の動き−県民のたたかい

福島を忘れまい【16.08.05】

三重県民会議が総会・講演会

 原発なくせ三重県民会議が7月30日、津市内で総会と講演会を行い、約50人が集まりました。

 事務局長の唐沢克昭さんが「『福島を忘れまい!核廃棄物をこれ以上増やすな!』を合言葉にこれからも運動を続けていきましょう」とあいさつ。

 原発住民運動静岡県連絡会・事務局長の岡村哲志さんが「変わらぬ浜岡原発の危うさ、周辺自治体の意向と震災に備えた私の暮らし」と題して講演しました。岡村さんは、「中部電力がメディアを使って、浜岡原発の防波壁建設など、原発の安全性をPRしているが、活断層の真上に立っているという根本的な問題は解決されていない」と指摘。日ごろから震災が起きたときの対処をすることが重要だとして、飲み水や生活用水の確保、家屋が倒壊したときのブルーシートによる補修など具体的な対応策を丁寧に話しました。

 総会では、金曜集会を基本にして、これからも原発はいらないという声を上げていくことや高レベル放射性廃棄物最終処分場の三重県への受け入れ拒否議論を提起するなどの活動方針を採択しました。

(「しんぶん赤旗」2016年8月5日付けより)  

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