県下の動き−県民のたたかい
北朝鮮の核実験国際世論に逆行【16.09.13】
三重 4県が原水協学校
愛知・岐阜・静岡・三重4県の原水協は10,11の両日、三重県菰野町で原水協学校を開きました。三重県原水協の田中茂二郎事務局長が開会あいさつに立ち、「北朝鮮の核実験は国際世論に逆行している」と批判し、「核兵器廃絶へ今こそ確信を持って活動していこう」と訴えました。
10日は、約40人が参加。日本原水協で「原水協通信」の編集長を務める梶原渉さんが「被爆者とともに、戦争しない非核日本の平和を」と題して講演しました。梶原さんは、「核を持つことで核拡大の抑止になるというのは根本的に間違いだ」と指摘し、「核の存在自体が人類に危機をもたらしている。核兵器の非人道性を草の根で広く伝え、運動を大きくしていこう」とよびかけました。
講演のあと、グループ別で分散交流を行い、各県での活動報告や草の根の活動をどう進めていくかについて話し合いました。「日常の生活と戦争や核兵器の問題をどう結びつけて話せるかが重要」「思いを共にする団体と、これまで以上に連携していかなくてはいけない」などの意見が出されました。
11日には日本科学者会議の山本雅彦さんが「高浜原発ーその歴史といま、そして未来へ」と題して講演しました。
(「しんぶん赤旗」2016年9月13日付けより)