県下の動き−県民のたたかい
母親大会を開催 教育改革を考える【16.10.12】
三重・桑名地区
第50回桑名地区母親大会が9日、三重県桑名市で開かれ約60人が参加しました。
杉本ルミ子実行委員長が50回目の開催を喜び、「母親の願いも平和も民主主義も踏みにじって暴走する安倍政権にストップをかけるため、これからも頑張っていきましょう」とあいさつ。
藤枝律子三重短期大学准教授が「今すすめられつつある教育『改革』は」と題して講演しました。「全国学力テストは、子どもの学力を調査する目的のはずが、学校間競争をあおり、点数をとるための成果主義的なものになっている」と指摘。教職員・学校現場に対する管理・統制の強化は、教育内容の政府介入を生み、戦争できる国への準備段階であると示唆しました。
参加者からは学力テストのあり方や子どものための教育を願う声が相次ぎました。
小学生の子を持つ女性は「講演を聞いて、全国学力テストの実態に驚いた。子どもたちのためにも真剣に考えていかなければいけない」と語りました。
(「しんぶん赤旗」2016年10月12日付より)