県下の動き−県民のたたかい

お寺で憲法学習会【16.12.24】

三重「多気9条の会」

三重県の「多気町9条の会」は17日、「明日の自由を守る若手弁護士の会」の芦葉甫弁護士を招き、多気町丹生の本楽堂の本堂で「お寺DE憲法」と題した学習会を開催し、28人が参加しました。

 お寺で憲法について話すのは初めてという芦葉弁護士は、自民党改憲草案が国家権力を縛り、国民の権利を守るという本来の憲法の役割から大きく外れ、戦争の放棄を宣言した憲法前文を削除し国防軍を創設、さらに基本的人権を大きく制限し、緊急事態条項で国民に国の指示命令に従う義務を負わせるなど、危険な内容であることをわかりやすく説明しました。

 TPP法、年金カット法、カジノ法などの問題が十分報道されないままに採決強行された裏には事実上の報道規制があることや、返済できない奨学金の問題を放置することは経済的徴兵制につながる危険性があることを話しました。

 参加者からは、「カジノ、戦争には絶対反対」「憲法改悪は何とか止めたい」などの感想が寄せられました。

(「しんぶん赤旗」2016年12月24日付けより)  

Share (facebook)

▲ このページの先頭にもどる