県下の動き−県民のたたかい
国民抑圧する共謀罪【17.03.15】
三重で学習会
三重県津市と尾鷲市で12日、共謀罪の学習会が行われました。
津市では、馬場啓丞弁護士が講演しました。県革新懇と自由法曹団県支部の共催です。
馬場氏は、共謀罪が刑法の原則や憲法に反し国民の運動を抑圧する危険性を語り、さまざまな団体、野党と個人が連携して反対の声を上げていくことが大事だと強調しました。
質疑では、「共謀罪を街頭で端的に知らせるには」などの声が出され、馬場氏は、盗聴法との組み合わせの危険性や、テロ対策との関係はないことなどを知らせる必要があると回答。各団体の取り組みが報告されました。
尾鷲市では、「おわせ九条の会」の3月例会として、森一惠弁護士が講演しました。参加者は、共謀罪の反対署名を進めること、安倍首相と金田法務大臣に法案提出反対の要請電報を送ることを確認しました。
(「しんぶん赤旗」2017年3月15日付けより)