県下の動き−県民のたたかい
世論で「共謀罪」廃案【17.06.09】
三重 20人が署名を訴え
三重県の「憲法を守り生かすみんなの会・津」と「憲法共同センター・みえ」は、「共謀罪」を廃案に追い込むため、毎週月曜日と木曜日の夕方、津駅前で宣伝しています。5日には、6団体約20人が「ストップ共謀罪」などのプラカードを掲げ、署名をよびかけました。
ギターの演奏をバックに日本共産党の豊田光治、中川民英両津市議、大嶽隆司県委員長らがマイクを握って、法案の問題点を指摘し、国会での徹底審議を求め、世論の力で廃案に追い込もうと訴えました。
ビラを見て行動に初めて参加した女性(67)は「自分の生きている時代に治安維持法と同じ法律ができるとは、小林多喜二の顔が浮かぶ」と話しました。署名した鈴鹿市の10代の男性は「治安維持法と同じ。前にダメとなったのをまた出してくるのはおかしい」と語りました。亀山市の60代の男性は「通したらあかん。デモはしないのか」と署名しました。
(「しんぶん赤旗」2017年6月9日付けより)